アメリカで離婚後、日本に帰るのか?アメリカに残るのか?誰もが迷う大きな決断だと思います。
子供がいるかいかないか?アメリカに何年いて、どうすごしていたのかによると思いますが、アメリカ生活のメリット、デメリットなど、とりあえずアメリカに残っている私の一例を紹介しておきます。
目次
はじめに・・
私はアメリカに10年位いるとはいえ、40代半ば、アメリカで大した学歴(日本では短大、アメリカでは高卒資格GED)や職歴もなし(ちょっとパート)な言ってしまえば最低賃金レベルからのスタートです。
★高卒資格GEDとはなんぞや?の話です👇
[アメリカGED] (高卒認定試験)4科目を無料クラスで合格するまで!
★アメリカに残っている理由 ①~⑥まで・・(アメリカ生活のメリット①③⑥)
ではなぜ、無謀にもアメリカに残っているか?というと・・・
1.サポート費(旧:アリモニー)!!
離婚後元夫からもらえる生活費(イメージ的には失業保険のようなものと私はかってに思っています)これが婚姻期間の約半分、10年の結婚生活で4年間出るのでその間はとりあえずは生活できるだろう(といっても生活費を全部カバーできるほどではないので働くことは必須ですが大きな助けになってます)
逆にアメリカを離れたらこの支払が止まってしまいそうだから(こちらのほうが本音)という理由もあります・・・(いくら日本でも受け取る権利があるといっても元夫を信じているわけではないので止まってしまったらまた弁護士に連絡してアメリカにきて裁判にして・・・と考えると「国外からの催促」は無理→ アメリカにいてしっかり受け取ろう!と)
離婚系の過去記事👇
[アメリカ国際離婚] 2020年版 法律上主張すれば得られる権利!財産分与、生活費、養育費、年金??アメリカ式法律の離婚を考えていたらぜひ参考
2.歯科矯正中なため
40半ばにしてこちらで歯科矯正始めていたのでこれが終わらないことには動けません。支払いも全額終わってるし・・あと2年はかかりそうです・・(この話のリンクは下です・・)
[アメリカで歯科矯正にかかる値段] イリノイ州では6000ドル!?保険で半分カバー可能?
3.私の年齢が40代ということ
アメリカでは働くことに年齢制限がないのですが日本はありますよね?
4.年金関係
日本では少しの間しかかけていなかったのですが、こちらでは結婚していた期間、年金10年間収めてることになるのであと10年ー20年こちらで働いたらそれなりにマシになるのでは?というのと、
年金貯金をふくらませることができる(投資)は日本にいるよりも条件がいいのではないか?とか(実際この離婚後の一年の運用で10%くらい増えてます)
年金投資貯金があるが、これも今は動かせない(60歳前に途中で解除すると罰金と税金がかかる)のでどうしたものか・・
などの年金にまつわる理由・・・
関連記事👇
[国際離婚] 2020年 離婚後アメリカでの財産分与、年金貯金(401K)受け取りの手続きの流れ(体験談)
[リタイヤメント(IRA)の口座] Traditional IRAとRoth IRAの違いや選び方!
5.アメリカでフルタイムで働いてみたい
せっかくグリーンカード(永住権)があるのだから日本に帰る決断をする前に福利厚生のある職場でアメリカ人と同じように普通に働いてみたい!アメリカの社会システムにふれてみたい!といったチャレンジ好奇心!
(どういうわけか)なにができるか?どこまでできるかやってみたい!・・・今まで長年鬱々していたわりに眩しい思いが復活してます(笑)
今では運よく望み通り福利厚生の良い職場で(とりあえず)働けてますが、アメリカは仕事の経験がないと仕事は見つけにくいのです。なので友人の紹介でもとりあえずやってみて、無理だったらあとでやめよう、の考えでいいと思うのでほんと行動すること必須です!!
私も友人の紹介でパートからはじめました。そして今のフルタイムの仕事が決まるのに色々面接で落とされまくっていたので3か月くらいかかりました。
6.アメリカはチャレンジする人にやさしい
こちらではいくつになっても頑張る人を応援してくれます!生き方が人の数ほどあります!それを認めてくれます!アメリカの大好きなところです!!
★アメリカ生活 デメリット①~④
1.車
運転は好きではないのですが、私のいるところは車がないと生活できないので必須!維持費もかかります!
バスは通っているのですが車で15分で行けるとこを2時間くらいかけていくことになります(ルートが恐ろしく悪い)。タクシーは見かけません。最近はウーバーを使っている友人もいますがまだちょっと怖くて使えません・・
2.医療費
アメリカは医療費が高いです。医療保険も高いです(家賃より高い友人の例もあります)
ですので医療保険に割引金額で加入できる福利厚生(ベネフィット)狙いでフルタイム勤務できる職場探していました!(パートだど福利厚生が出ない場合がほとんどだと思います)それくらい切実・・・
関連記事👇
3, 治安
通りをひとつ移動するとビックリするくらい道の感じが変わるアメリカ!危険エリアは信号で止まると人がボンネットの上にとびかかってくるとか(ドラック中毒?)すごい話たまに聞きます。
実際私の職場の近くも車で3分くらい過ぎると怖い場所になります。家が崩壊していたり、落書き、窓がわれていたり、そのあたりの店は鉄格子の窓になっていたりしてます・・・そのあたり一帯がそんなヤバめのエリアです。。
友人の彼氏は違う場所ですが職場から車で10分くらいの場所で通りすがりの強盗に銃でうたれ亡くなってしまいました。
そんなアメリカで大丈夫か?とかですね・・
4.英語
私、英語で日常生活はおくれるレベルですが、英文読むの遅いし、発音しにくい音あって通じない時はいつもしょげます・・(勉強不足といってしまえばそれまでですが)言い回しやアクセントによって相手の言うことが全然わからない時もあります。
でも現地のアメリカン皆さん、結構書類とか文字読まないし、人の話は聞いてないし、ミスも多いので意外とそんな完璧にできなくても大体 意味がとれていれば仕事も大丈夫です(もちろん職種にもよると思いますけどね)
さいごに・・・
色々かなり個人的視点で書いてみましたが、人生は一度、できるだけ後悔のないよう生きたい!ということで。。
「やることはやったよ" I did it all "」(ドラマ、GLEEの最後にみんなで歌う歌で大好きです)と言って満足して死にたいという気持ちがあるので、とりあえず進んでみてます。
[アメリカ離婚⑩] アメリカのファイナンシャルプランナー無料で相談会に参加して得た基本知識、老後の資産についてアメリカでは6000万円から1億円以上必要??