離婚するにあたって初めて気が付いたこの口座の存在・・アメリカのリタイヤメント(IRA)の口座の選び方についてです。なにそれ?普通の銀行の口座となにが違うの?について(おそらくどこのブログよりも)簡単に書いてみました♡
はじめに・・・
アメリカには「IRA」(Individual Retirement account)といったリタイヤメント(老後)のための積み立てができる口座があります。だいたいオンラインバンクを含むどこの銀行でもこの口座をつくることはできると思います。
普通の口座と違うところは、簡単にいうと老後用に貯蓄(お金をそのまま預けておく)、投資(預けた金額が増えたり減ったりと変化する)ができる口座です。一回そこにお金を置いてしまうと59歳半まで下せない(おろさない)のが欠点ですが、利点として税金が控除されます。(59歳半までに下してしまうと罰金がかかります。。。)
口座の種類は基本は2つ、Traditional IRAとRoth IRA です。

Traditional IRA(トラディショナルIRA)
お金を引き出すときにタックスがかかります(INCOME TAXから貯蓄分を引いて確定申告できるのでその分の税金を払っていなかったから引き出す時にかけるそうです。つまり形は変えても税金からは逃げれないってことですね。)。59歳半前に引き出すと10%のペナルティ有。72歳になった時点で、決まった金額を引き出さないといけないルールもあります。
Roth IRA(ルースIRA)
Traditional IRAの逆です。引き出すときタックスがかからない(すでに積み立てるとき税金を払ったあとのお金をRoth IRAに入れてるから)70歳以降も必要なければ口座にずっと置いておける。
ちなみに・・SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の年金とは?
10年間以上働いて税金を納めているともらえる年金です。満額支給開始年齢は67歳。もらえる金額は今まで納めてきた税金の金額と長さで決まるそうです。(これらのIRA口座とはつながっていません。)
望むなら62歳からRetirement Benefitとして年金を受けとれるのですが何%か受取開始の年齢によって満額から減らせれるようです。
★10年以上結婚していたら配偶者も(相手が働いて税金を納めていたら)この年金を受け取れます(その時専業主婦でもです)離婚していても10年以上の婚姻関係があり再婚していなければ、年金を受ける資格が維持されます。(再婚でまた10年以上続いた場合は年金金額が多いほうを選べるらしいです)
さいごに・・・
私もまだまだ勉強中でIRAの口座を開けて手探りで始めたばかりです。
どのように選んだとのかというと、とりあえず、評判のよいVanguardにひとつRoth IRAの口座をあけてみました。・・でも投資掛け金(初めに入れておくお金)が最低でも1000ドル(だいたいは3000ドル)と高い・・・
そこでもう少し調べてFidelityにもRoth口座をあけました。こちらは1ドルからでも投資でき、手数料等が安いので投資初心者としてはとてもありがたいです!! こちらはtraditionalとRoth,両方の口座があります。
なぜ2つになっているかというと先にRothのほうが融通がきくのでは?と思い軽い気持ちであけたのですが離婚後、元夫の年金貯金が振り込まれるのにtraditionalでないと税金がかかるというのでtraditionalが必要になったからです。
どちらもネットで口座を開けますし、どちらもすぐ電話は通じて感じがいいです! 私のもっているクレジットユニオン系の銀行はあまり選べる投資先がないような感じだったし、投資メジャーな金融のほうが色々悩みを検索できるからです(笑)
以上、少しでも参考になればうれしいです。