はじめに・・・
国際離婚アメリカ:夫がDV化してきたので危険を感じ、秘密に離婚準備行動することになりました・・準備してよかったこと、なんだと思いますか?
英語や日本語で離婚や弁護士やDV関係の本を読みまくり、弁護士に聞きながら進めていった私の「あれやっておいて良かったな、おすすめ準備行動①②③」です!
こちらはYouTubeの動画にもしてます。音声で聞きたい方用👇
★英語版ですが読みやすくてすごく参考になるDVについての本です。DVアメリカも多いのでDVかな?と思ったら一読をお勧めしてます。👇
Why Does He Do That?: Inside the Minds of Angry and Controlling Men
① お金(現金)の確保
愛した人と将来の夢と希望いっぱいではじまった結婚生活も離婚となると「お金」の計算になってしまします・・・
法律でみとめられているのは資産の半分はあなたのものです(負債もなのですが・・)。つまり、もし彼の口座にお金が入っていたらその半分はあなたのものです!
私は前々からこっそりジョイントアカウントの残金を確認していました(ネットでアクセスすると元夫にばれるので銀行に行き口座のコピーを定期的にとってました。ジョイントアカウントに貴方の名前があればID持参でコピーとれます)
現金確保として夜逃げ引っ越しの次の日の朝、早々ジョイント口座に入っていた預金現金を半分おろしました(弁護士もお金が共同口座にあるならおろして大丈夫だからおろしたほうがいい、と言ってました)
でもこれ、見つかったら危険な行為なのでくれぐれもタイミングには注意してください。
安全な場所に移動したらすぐ引き落としたほうがいいです。たぶん相手も離婚話になったらそのジョイント口座はすぐに閉じると思うので・・・
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日本人よくある・・「いいの、あの人と一刻も早く別れたいから何もいらない!」とか思ってしまうのも分かりますがここは感情でなく頭で考えます!
法律上結婚していれば別居であろうと、離婚裁判中であろうとその間は婚姻費がもらえます!(収入が多いほうから少ないほうへ、です。相手が嫌がれば法的手続きが必要です)
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お金の確保はその後の生活に直接影響するのでかなり注意です!
日本もそうだと思いますが、アメリカも仕事は決まるのに時間かかります(書類審査+面接2回くらい)。それに今のコロナの自粛生活のように仕事にいけなくなって無給になる場合もあったりと人生何が起きるか分からないのです!! お金があると不安が少し減ります・・・
私の場合
引っ越し先で新しい仕事が決まるのに3か月くらいかかりました!就活は平均して3-6か月くらいかかるといわれているのでそれくらいの生活費を確保しておいたほうがいいです。
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② 知識を得る
基本アメリカは欲しいものはすべて自分で動いて手にいれる、イメージでOKだと思います。
つまり知識もです!泣いてるだけでは誰も助けてくれません。いっぱい泣いた後は考えないといけません。何が必要なのか、どんな助けが欲しいのか自分で分かっていないといけないし、伝えないといけません!!弁護士も万能ではありません!!
まず、離婚する時どんな法律が「あなた」に適用されるのか知ってください。アメリカの法律は州によって違いますし、条件によっても変わります。あなたの知人や私とあなたは同じルール適用ではないのです。自分に使える法律を知ってください。
これがあたなの武器になります!英語がよく分からないとか、書いてある内容が難しすぎると思った場合もあきらめず、簡単に書かれているサイトを根気よく探します!!
私の場合:
私も英語が堪能ではないので英語での情報集めは正直きつかったです・・
でも挫けず、より簡単にわかりやすく書いてあるサイトを探しまくりました。ぜったいあります!
離婚する人たちが英語ネイティブのアメリカ人とはいえ、みな法律系の専門的な言葉を理解できるわけないのです!!(結構読解力ない方多いとみてます・・)
大体内容が理解できてくると書かれていることが重複してくるので、そのうち普通のサイトでもなんとなく書かれていることが理解できるようになってくると思います。
それらコピーして「こんな権利があるって書いてあるんだけどほんと?」とか「これは出来ないのか?」とか弁護士に聞けるようになりプラン(書類)作りに役立ちました。
法律を少しでも知っていると自分を助けることができます。
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あと、私の元夫のような外の権威に弱いDV加害者タイプには「法律作戦」はとても有効でした!
たとえば、彼が「お前の乗っている車は俺のだ!盗難届だしてやる!」といえば。。
「あなたの名義でもまだ婚姻中なので法律的には私のものでもあります。共用財産ですから。もし警察が私をとめて質問するなら、あなたの行いもついでに報告させてもらいます」
とサラッと自信もって言えるようになります。(かなり気分よかったです・笑)DV夫はそこで「警察(権力)に伝えるだと?」とびびりあがって動きが止まりました・・・
でもね
残念なことにDV夫など、クレイジー度が上がると法律があっても「俺は気にしないぜ!!」と突き進んでくる場合も多々あるので法も絶対安全とは言えないので注意してください・・
③ 金銭関係の書類のコピーを用意
昨年度のタックスリターンのコピーをとってください(裁判所に提出するときは4年分ですがとりあえす昨年度分を確保)
だいたい現状のお金・資産の情報がそこには書かれています。それらを見ながら弁護士さんが婚姻費の見積もりなど出せるようになります。
あとは株とか証券とか隠し財産などあったら何気に彼がいない日に探してコピーをとる、またはスパイのように写真に収めておくと確実です!(これらは見つからないところに隠して保管してください)
夫達はだいたい「そんな隠し財産等は存在しない」と言うようなのです。そういわれてしまうと証拠がない場合は主張することできませんから。。
私の場合
色々金融関係や契約書系のコピーをとり隠してました(弁護士と契約してからは全部そちらで保管してもらいました)
資産をみながらどう動けるか弁護士と相談してください。
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終わりに・・
離婚はお金のことでもめるのでお金の動きや資産の証拠があれば、少しでも話し合い時間が減ると思います。一回の裁判代も私の例だとだいたい1000ドル以上はかかっていました(弁護士代と書類作成費等です)
子供がいるとまた事情が違ってくると思いますが「安全」第一に考えて行動してください。