はじめに・・・
この記事はこんな方におすすめ!
- アメリカで、またはアメリカ人と離婚しようか?と考えてる方
- アメリカの離婚弁護士について少し知りたい方
アメリカで「離婚しようかな」と頭をよぎる時、離婚弁護士は必要?弁護士代はどれくらい高いの?どのように探すのか?みんなどうしてるの?と考えると思います。
実際の私の体験ともに、なにがメリットとデメリット、弁護士の使い方等、まとめてみました。
★ここでの情報は私の弁護士に聞いたことや体験を元に書いています
(アメリカは州によって法律が違います。2020年イリノイ州の例です。)
気を付けて!
もしあなたの夫が私の元夫のように話し合いのできない人間または話会いの途中で危険な行為をする場合は間違いなく弁護士が必要です!
弁護士費用は大きいですが、双方に収入の差があるときは、相手に弁護士費用を請求できる場合もあるので弁護士に相談してください
話あいができる相手ならMediator(仲介役弁護士より安い)を雇う方法もあります!
こちらはYouTubeの動画にもしてます。音声で聞きたい方用👇
どんな場合に弁護士は必要か?
上記にも書きましたが相手がDV行為をする、自分が法律に詳しくない、英語に不安がある、二人の間に財産がたくさんある、などの場合は弁護士は必要だと思います。
裁判手続きをしないと離婚、できませんから・・・
アメリカの離婚弁護士を雇う メリット
1.相手と話さなくてすむ!!
なによりも相手と連絡とる必要がなくなったのがほんとにうれしかったです。
元夫は権力に弱いので「弁護士を通してくれ」というとすっかりおとなしくなりました!
2.各種手続き・裁判所とのやり取りの代行
料金に含まれていますが英語の難しいことを全部やってくれます。
裁判や法律英語は英語が堪能な友人も(元夫も)困るくらいむずかしいです。
彼らでも時間をとって「これどういう意味?」と弁護士たちに聞くようです。
私のケースでも元夫から「専門用語が多くて分からないから期日まで返信できない!」と申し出ありました。
3.法的アドバイス
法的アドバイスも「あーこれあるとXXくらいもらえるよ」とか(そのアドバイスのおかげでもらえる金額が2500ドル上がりました)
4.裁判所での話し合い(交渉)
交渉力!弁護士総額が6000-7000ドルくらいかかりましたが裁判の結果でこのうち5000ドルは元夫が離婚後支払うことになりました。
(弁護士時間給220ドル、メール、電話20分まで75ドル+裁判費用:結婚10年子供なしのケース)
5.精神的平和
すべて弁護士を通して連絡してと伝えていたので元夫と話す必要もなくほんとよかったです。
ほかにも弁護士を雇うことで法律が使いやすくなるようです。
例えば相手が嫌がらせや危険行為を行ったときの( 相手に近づくな!命令)「Restraining Order」というものがありますが
個人で裁判所に出すととりにくいけど弁護士に頼んだらすぐに下りたと聞いたことがあります。。
アメリカの離婚弁護士を雇う デメリット
1.弁護士費用が総額いくらになるかわからない!!
(どれくらいの期間で離婚が成立するかわからない)この一言につきると思います・・・・
私はイリノイ州にいたのでイリノイ州の例になるのですが、私が聞いた7人の弁護士の1時間の相場料金は220-280ドル。
電話、メールは20分まで60-80ドルくらい。
メール1通の回答(3行くらいでも)電話3分の会話でも1回コンタクトの料金はそれくらいかかる感じです。。
2.弁護士事務所のミスでも請求される
たまに弁護士の秘書が書類を書き間違えたりすることでした。
私の場合は1-2回くらいしかありませんでしたが(そのたび修正に料金発生70ドル以上しました・・)
アメリカで離婚弁護士の見つけ方と契約の流れ
口コミとネットで離婚弁護士を探す
やっぱり、口コミとネットでした。
(離婚経験者におすすめの弁護士がいるか聞いてみる→意外におススメ弁護士はいないことが判明・・)
弁護士事務所に電話予約を入れる
とりあえず、数人の弁護士に電話をして予約をいれます
(アメリカの離婚について書かれている本では最低3人とは会って話してみることを進めていました。)
弁護士と話す:カウンセリング(1時間)
はじめのカウンセリングは大体無料だと思いますが弁護士によって違うかもしれないので予約を取る時に確認してください。
私は7人の弁護士たちと会い、その中で評判の良い人ベテラン老人弁護士を選びました。
しかし、いざケースがはじまったら彼でない彼の部下の(あたまの切れる)美人女弁護士がつきました。
結果は幸いにも問題なく大満足していますが、そんなこともあるんだな・・・と・・
前金を支払って契約となる
はじめに大体どこもRetainerというお金を2000ドルー3000ドルくらい一括で払います
(これを払うことで契約)。
そのお金から最初使っていき、足りなくなったら追加していく形式でした。
日本のように報酬系ではありません。実際に動いてくれた時間に支払います
(ですので時間がかかればかかるほど料金が上がります)
注意
弁護士の中には金儲け主義のため無駄な主張をさせ、裁判を長引かせようと動く人もいるそうです。
「こいつヤバい」と思ったら弁護士を変えましょう!
アメリカの離婚弁護士の使い方コツ!
あとどんな優秀な弁護士でもあなたの「かゆいところに手が届く」わけではないです。
任せきりでなく、自分でもどんな権利があるのか調べたほうがいいです!
(州によって法律は違うし結構なにかしら毎年法律も更新されているようです)
たとえば、「こんなことが書いてあった!」(生活費の計算の仕方)、「こんなことは請求できるのか」(医療保険)「これはつけたい」(生命保険)!など質問はしっかり伝えましょう!
あと費用のことでいえば、やはり安い弁護士はそれなり「頼りない」働きな場合が多いようです(友人談)・・・
さいごに・・・
最終的に半分以上は元夫が私の弁護士費用も払うことになったのですが、裁判が終わるまでそのことがわからないので常に金銭的には不安でした。。(最終判決がでるまでは自分の持ち金から払っていかないといけない)
私は弁護士費用をいつまで払えるか不安いっぱいだったとき、「生きるために使ったこのお金はかえってくる!」という言葉をお守り呪文にしていました。。
未来を信じて!!