「アメリカ人との国際結婚、日本在住であればアメリカに結婚申請をする必要はないのですか?」という質問を目にしました。
「ぜひ(今後のために/あなたの権利を守るために)アメリカ(在日アメリカ大使館)にも申請することをお勧めします!!」
はじめに・・・
この記事はこんな方におすすめ
- アメリカ人と結婚しょうとしている方
- アメリカ人とすでに結婚しているけどアメリカ(在日アメリカ大使館)に結婚申請していない方
- 国際結婚に興味のある方
結婚ってなんだと思いますか?答えは「契約」です!!・・
ですからお互いに法的に責任や義務を負うことになりますし、法で守られることにもなるのです。
運命共同体になるのです。
こちらはYouTubeの動画にもしてます。音声で聞きたい方用👇
日本人はアメリカへの結婚申請義務があるか?
答え:日本人はアメリカへの結婚申請の義務はないです!!
日本で結婚申請をしているなら日本の法律上はそれでOKです!
でもその意味わかりますか?アメリカでは結婚していないことになるのです。アメリカ人の彼もあなたも。
アメリカ大使館からの抜粋です
”Marriages performed overseas are considered valid in the country where they take place if they are entered into in accordance with local law. ”
(結婚手続きした国でのみ有効です)
Validity of Marriages Abroad
If you get married abroad and need to know if your marriage will be recognized in the United States and what documentation may be needed, contact the office of the Attorney General of your state of residence in the United States.
(訳:米国外での結婚をアメリカでも承認されたい場合はどんな書類が必要なのかも含めて、あなたの住んでいる州の司法省に連絡してください)
ということにアメリカでは、なっているようなのです。。
国が違えは法律が違います。手続きが別なのです。日本で手続きしているなら日本で有効なだけです。
アメリカへの結婚申請のメリット
アメリカでも結婚していることにするならアメリカ式の手続きが必要なのです。(この国際結婚の手続きは愛情が盛り上がっているときに行うことをおすすめします。)
メリットはなんでしょう?と聞かれたら・・アメリカの法律でも守られる!
この数字を見たり聞いたりしたことがありますか?
・国際離婚率50%
・結婚5年以内の国際結婚の離婚率80-85%
(2018-19年あたりの厚生労働省より)
感覚的にも国際結婚に限らすアメリカ人も結婚したら半分くらいは離婚している感じです。
そんな離婚大国アメリカなのでぜひ使える法律は使い、法律に守ってもらいましょう!
そして、離婚することになったら法律を利用して(口約束は意味なし+効果なしです)しっかりサポート費や養育費を請求しましょう!!
👇アメリカの法律で守られる離婚時の権利
[アメリカ離婚②] 2020年版 法律上主張すれば得られる権利!財産分与、生活費、養育費、年金??アメリカ式法律の離婚を考えていたらぜひ参考
👇離婚サンプルに私の例「素敵な夫がモラハラDV夫に大変身(あ、タイトル違いますね)」の記事でも読んでみてください・・・
[アメリカ離婚⑫] ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力) モラハラ?DV?って普通の関係と何が違うの?簡単な赤信号チェックの仕方!!
といっても日本にいるなら日本の法律が適用されると思いますのでいくら相手がアメリカ人といえどアメリカの法律が適用されるかは疑問です。法の駆け引きは弁護士次第でしょうかね・・・
相手がアメリカに帰国する場合もでてくるかもしれないので、その時この法律が発動する、くらいにかまえていてもいいかもしれません。
アメリカへの結婚申請のデメリット
1.アメリカン大使館とのやりとりになること。
アメリカ人の相手が事前に在日アメリカ大使館に予約して(写真付き身分証明書(パスポートなど)必要)婚姻要件具備証明書をもらう。
2,子供ができると「共同親権」になる。離婚でもめる最大事項へと発展・・・
3,アメリカの法律では別れる理由は関係なく、離婚となったとき(相手から請求されたら)結婚後に築いた財産は2人のものとみなされるので半分あげないといけなくなります。(日本も最近こうなってきたとか?)
相手の生活費も結婚年数の半分くらい負担しないといけなくなるかもしれません。注意です!・・
アメリカの法律は稼ぐ方からお金のない伴侶へ公平にわけようとするので逆にあなたが稼ぐ場合は日本式だけのほうかいいかもしれません。
おわりに・・
なにが起こるかわからないので自分を守ることができるように申告をおすすめします。すべてはよりよい人生のために!!