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【かんたん解説】体験談 アメリカ裁判離婚の申請から離婚成立までの基本6ステップ

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【かんたん解説】体験談 アメリカ裁判離婚の申請から離婚成立までの基本6ステップ

2019-2020年版:体験談から知る裁判離婚手続きと進み方!

「裁判離婚手続き期間はどれくらいかかるの?と どんな感じで進んでいくの?」な疑問にピッタリなページです!

この記事はこのような方におすすめ

  • アメリカで離婚したいと思っている方
  • アメリカの裁判離婚とはどういうものなのか知りたい方
  • 離婚申請したら自分は何することになるのか?知りたい方

(弁護士を入れた場合大体このように進みます)

はじめに・・・

もしあなたの離婚理由がDVであるならば、この離婚手続きに進む前に避難できる場所を確保してください。

DV野郎の話👇

DV野郎
【アメリカ離婚】体験談 非常識なDVドメスティックバイオレンス(家庭内暴力) の世界!

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私も元夫が仕事中に引っ越して安全な場所を確保してから離婚手続きに入りました。

 

夜逃げ引越の話はこちら👇

夜逃引越
【アメリカ離婚】体験談 DV別居 の手順(夜逃げ引越編)

続きを見る

 

 

離婚の裁判手続きは最短でも6か月くらいかかる(イリノイ州の場合)ので同居しながらだとかなり苦しい生活になると思います・・・

こちらはYouTubeの動画にもしてます。音声で聞きたい方用👇

① ”Dissolution of Marriage"(請願書)の提出

離婚を決めた方(申請者Petitioner)は弁護士に”Dissolution of Marriage"という書類を作成してもらいます

 

やること①

何を”Dissolution of Marriage"に書いてもらうかを弁護士と話しあって決めます。

”Dissolution of Marriage"は離婚の条件です。

財産の半分、年金投資の半分などの請求、借金やローン、車はどうするのか、ペットはどちらが引き取るかなど具体的なこと書きつらねます。

 

そしたら配偶者(Respondent)に ”Dissolution of Marriage" を 第三者(弁護士)を通じて郵送します。

(手渡しとかダメらしいです)

 

これでケーススタートです!

 

アメリカでは離婚をするのに理由は問われません。

朝起きて「うーん、相手のこと嫌になっちゃったわー」でも離婚できると弁護士の一人が言ってました(極端な例ですが)

 

② Answer to Petition for Dissolution of Marriage・相手による返答

”Dissolution of Marriage"を受け取った側は、返答(Answer to Petition for Dissolution of Marriage)をします

 

相手弁護士から自分の弁護士に連絡が来ます。

(申請者と同じ州に住んでいるなら20日以内、違う州に住んでいるなら60日以内に返答しないといけないらしいです)

 

元夫は「あいつ(私)には金はやらない!」という回答からのスタートでした。

弁護士曰く「よくある回答ね」と余裕の対応でした。

 

 

③ Discovery1回目(情報の開示)

個人や夫婦共有の資産(貯金・年金)、負債(クレジットカード)、収入、生活にいくら使っているかなどについてお互いに情報を開示し合います。

 

やること②

Discovery用のフォームをもらうのでそこに数字を記入していきます。

簡単な家計簿みたいなものを前もって数か月分付けておくと記入は楽になります。

あと銀行口座など過去4年間くらいの記録の提示するよう言われました。

家で印刷すると大変なので銀行に行って「4年分のコピーください」とお願いしましょう。

 

あと元夫がとぼけて出してこない書類があったので「この口座はどうなっているの?」と催促しました。

夫にいくつ口座があるかお金の動きは事前に把握していたほうがいいです。

 

④ Hearing Temporary relief (裁判所で行います)

はじめのお手紙(請願書)をだしてから1-2か月後くらいに裁判所にて裁判期間中の養育、扶養手当について金額を決めます。

(両方のDiscoveryの書類をみて裁判官が弁護士たちと話合って決めます)

 

とりあえず、離婚が成立するまでの一時的な(Temporary Order)を出してもらい仮の生活費を収入の少ないほうが確保します。

 

私のように相手がDV夫で対面に恐怖を感じる場合は弁護士さんに伝えてできるだけ顔を合わさないようにしてもらいましょう!

(いざとなったら助けを呼べるよう人の目につくとこに車を止め、帰りの時間もずらしましょう!)

 

当日の服装は小綺麗な恰好がいいと思います。イメージはビジネスカジュアルとかワンピースです。

 

離婚裁判1回目 体験談

家庭裁判所で行われるのですが、TVで見るような部屋ではなく、かなりこじんまり裁判部屋でした・・・

そして私は小さな小部屋の待機室?にいました。

裁判は13時半からはじまりまり、私の弁護士が相手の弁護士や裁判官の間をいったり来たりして働いてくれました。

15時に裁判官が帰ってしまうようで(私の弁護士がそう言って焦ってた) 15時で終了

私は元夫と一度も話すこともなく、裁判官の顔をみることもなく、小部屋にいる間にすべてがおわりました!

これ以降一時的な生活費が毎月振り込まれるようになりました

 

生活費の金額は相手の収入とあなたの収入をもとに決められます

⑤Discovery2回目(情報アップデード)

前回の情報をアップデートします

こちらを次回のHearingにつかいます。

 

やること③

前回から3か月くらいたつのでその間の銀行口座のコピーや収入証明など最新版が必要です。

「離婚してやっていく意思がある」と裁判官に見せる必要があると言われました。

仕事をしていなかった場合は就職活動の報告も必要です。

面接した証拠(メールのやりとりなど)不採用の場合はその証拠なども提出します

 

弁護士曰く、仕事をして一人で自活していく姿勢をみせないとサポート費がフルで下りなくなるとか・・・

失業保険をいただく感じと似てますね!

 

この時の私の状態

引越を期にパートの仕事をやめていたので家出から3か月くらいは無職。

この時期はできるだけ心身をいやすことに集中しました。

(テンポラリーの裁判がすぐ決まるか不安だったので3か月分の生活費は確保していました)

仕事探しは別居3か月後から開始したもののすぐにはやはり決まらず決まるまでに3-4か月くらいはかかりました。

 

⑥ Hearing2回目→合意できたら離婚成立!

2回目のDiscoveryを元に決めて行きます。

場所はまた’裁判所です 

 

ここで養育費、扶養手当、財産分与、他諸々、双方合意できれば離婚合意書(Marital Settlement Agreement)にサインをして裁判所に提出。

はれて離婚成立!!となります。

 

やること④

離婚合意書(Marital Settlement Agreement)を弁護士に作ってもらいます!

前回のDissolution of Marriageのアップデート版です。

内容は個人の状態によって違うので完全オリジナルになります。

サインは夫婦と双方の弁護士分の4つ必要!

 

相手と顔を合わせたくない場合はそのように弁護士に伝えて考慮してもらいましょう。

弁護士がいったり来たりして色々動いてくれます。

(前回と同じく小部屋にいる間にすべて終りました!)

 

★合意できない場合、泥沼化していくようです。

時間もお金も流れ放題だとか・・色々な恐ろしさがありますね・・・

 

大体時間はここまで半年は軽くかかります。

 

離婚裁判2回目 体験談

初めの請願書を出してから6か月後くらいに裁判所に呼び出されました(弁護士からの手紙連絡)

 

朝8時半から始まり10時くらいには終わりました

ほとんど事事前に双方の弁護士たちで話あっていたようで早かったです!

 

私の場合は早く済みましたが、友人は朝からいって、途中昼休憩入れて、また午後話し合って1日かけたけど終わらなかった、とか言っていたのでほんと相手次第、弁護士次第な感じです。

 

さいごに

私の場合、かなりスムーズにいったほうだと思いますがしっかり6か月はかかりました!

その間は弁護士代がかかります。

弁護士記事
【アメリカで「離婚弁護士」を雇った】体験談 メリットとデメリット!

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私は弁護士がよかった例です。

(弁護士選び大事です)

 

弁護士が「ここで終わらそう!」とかなり頑張って相手側の弁護士と時間ギリギリまで交渉しているようでした。

メールが前日の夜も数回きてましたから・・

 

私のリクエストにほとんどNOと言っていた元夫にほとんどYesと言わせました・・

 

欲しい物はとれたので気分は「勝利」です!!

ほんとありがたかったです♡





 

色々周りの話を聞く感じだと離婚裁判の進行速度は相手+弁護士の腕次第と、いうこともあるようです。・・・

 

私も離婚裁判を実行する時期はいつにするかかなり考えましたがタイミング等もあると思うので安全第一に考えてください

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この後 日本の領事館にも報告します👇

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